関西のジャニーズってやつは
なんだろう「なにわ男子」って。
ほんとうにちょっと前に飛び込んできたニュースに、目を丸くさせてしまった。
もし私が、すごく冷徹なコンサルタントで、
アミューズやスタダ、地下アイドルなどアイドル戦国時代、
ジャニーズ帝国とも言っていられないような昨今を憂い、
それでもやはり「アイドルといえばジャニーズ!」というイメージを作りたい。
ジャニーズはキラキラしていて、イケメンで、歌とダンスができる若い男の子!
というイメージで、新しいグループを関西で作ってください。
と依頼されたら、
やはり同じようなメンバー構成を考えると思う。
甘めの所謂ジャニーズ顔で、圧倒的シンメの大西畑は絶対筆頭にするし、世間的知名度のたかいミッチーを、長瀬くんや岡田准一、錦戸亮的なポジションにつけたいし、長尾と高橋っていうフレッシュさもほしい。そこにセカンドシンメの丈一郎と大橋和也っていう昨今の高橋一生さんや、綾野剛さんの様な、必ずしもジャニーズ顔とは言えないけれど、親近感の持てるイケメンをいれたいだろう。それで7人組ってすごい綺麗にまとまってると思う。新規ファンもこれでガッチリマンデーだ。
でもなんだろうこの気持ち
やっぱりどうしても、ムエタイ向井ブラザーズとか、室兄弟とか、ひいてはB.B.Vとか、生まれては消え、生まれては消えていったグループが脳裏をよぎっていく。
淳太くんの
「関西ジャニーズJr.は辞めたジュニアがいても、夏までわからない。それで幕が開いて、その子のファンがいないことに気づいて、すごく悲しい顔をするのを何度も見てきた。本当はファンの子に伝えたい、あいつは違う道に行ったけど元気で頑張ってるよって」
といったような発言が、走馬灯のようにうごめく(発言の覚書なので、実際とはニュアンスが違うけど)
諦めないで、とは言いにくい。
風間くんや、生田斗真になれ、とも言わない。
仕方がないよね、とも思う。
それでもやはり、ジャニーズ事務所の関西への愛の薄さを、
何もしらない外野の、ただのファンだからこそ叫びたいときもある。
たまーに、関西からめぼしい子引っ張ってきて東京でデビューさせるのやめろよ!
とか、
でも、関西ばかりのグループにしたらしたで、ばかの一つ覚えみたいに「大阪〜!」「なにわ〜!」って歌わすなよ!
とか、
関西の少クラもっとやってくれよ!てかジャニーさんこっち見て!
とか。もう口が悪いし、わがままだし。
自分でも、向井康二や室龍太、その他大勢がいないことが悲しくて悲しくて
正直何を伝えたいのかわからない。
デビューが決まったわけでもないのにね…!
本人たちなんて、は?心配されなくても大丈夫やし。
みたいな。
けれど、なにかいま、この気持ちを残しておかなきゃと思った。
書店で金内斗真の自叙伝を手にとったときの、胸に一陣の風が吹き抜けた
あのなんともいえない気持ちを味わうのは、年に一度くらいでいい。